調査は24年3月、全国16歳以上の6000人を対象に実施。漫画・雑誌を除く書籍を「一冊も読まない」と回答したのは62.6%。「1冊以上読む」は36.9%「1,2冊」が27.6%、「3,4冊」が6.0%と続いた。「0冊」と答えた男女差はほとんどなかった。年代別での分析ではいずれの年代でも「0冊」が最多となるなど、年代や地域によらず本を読まない人の割合が高かった。
読書量についての質問でも「以前より減っている」と回答したのは69.1%。本は読まないがインターネットで記事などを読むの項目では「ほぼ毎日」との回答が75.3%と最多だった。文化庁は一概に「活字離れとは言い切れない」との見解を示す。
文化庁は読書離れの原因を「スマホやアプリのサービスが多様化し読書の時間に取って代わっているため」と推測。
「読書はッ情報収集ツールとして効果的であり、思考力を深めて人格形成をする上でも利点がある。本に触れる機会を確保することは重要だ」としている。
9/17 毎日新聞参照